• ◆◆◆ 復興まなび旅 ◆◆◆

    東日本大震災の被災地には、様々な学びのテーマがあります。
    事業復興、商店街復興、地域活性、新しい観光づくりなど、そこに住んでいる人ならではの経験談を伺うことができます。
    実際にその地を訪問し、お話を伺い、その地の食を味わう、そんな被災地からの学びの旅をご提案いたします。
     

     

    【自治体や防災担当者、研究者などに向けた「まなび旅」としての「震災学習エコツーリズム」】

    ・復興、防災、減災の研究やノウハウの蓄積が図れます

    ・被災地の経済復興や地域活性の手助けにつながります

     

    【過疎が進む地域の経済を活性化させる観光商品とする「まなび旅」】

    ・自然、歴史、文化、などの東北地方固有の観光資源の魅力を学べます

    ・地域資源を活かした集客交流や町づくり事業、地域おこしなどの活動を学べます

     

    broken image
  • 学びの事例のご紹介

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    broken image

    軸をぶらさず、幅を広げる(宮城県気仙沼市 斉吉商店様)

     斉吉商店の看板商品は「金のさんま」。廻船問屋から食品加工に業態転向をし販路も拡大してきたところでしたが、東日本大震災で、工場、事務所、ご自宅すべて被災。そんな中、働く仲間が守ってくれた「金のさんま」を炊く秘伝のタレ。社長、専務と従業員の皆さんの良い絆はどううまれたのでしょうか、震災後、どのように生業を復活させてきたのでしょうか。そこには、明るく前向きな考え方と、ぶれない軸をもった経営理念がありました。震災10年の節目を前に、追い打ちをかけるようなコロナ禍。それでも前進し続ける斉吉商店さんの、お話を伺います。

     お食事を、飲食部門の斉吉鼎(かなえ)店でいただくこともできます。気仙沼の季節の味をお楽しみください。

     

     

    企業WEBサイトはこちら

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

     

    broken image

    美味しいコーヒーとそこにある時間を大切に

    (宮城県気仙沼市 アンカーコーヒー様)

     気仙沼を中心にコーヒー豆の販売と飲食事業を展開しているアンカーコーヒーは、東日本大震災で多くの店舗と焙煎に使用していた工房などが被災しました。しかし、これまでに培った技術とコーヒーで一息ついてほしいというお客様に対する思いから、内陸部に仮設の店舗をかまえて営業を再開します。

     コーヒーとそれが織りなす癒しの時間を被災地の皆さんに届け続けたアンカーコーヒー、災害を乗り越えた事業体についてお話を伺います。内湾地区にできたアンカーコーヒー内湾店やマザーポート店などでお茶をいただくこともできます。

     

     

    企業WEBサイトはこちら

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    broken image

    ボランティアの声が民宿の後押しに

    (宮城県気仙沼市 唐桑御殿つなかん)

     気仙沼の唐桑の海が間近に見える場所にたつ民宿「唐桑御殿つなかん」は、菅野一代(かんのいちよ)さんが始めたものです。震災直後、津波の被害で柱と屋根だけになった建物に、多数のボランティアが「雨風をしのげるだけでもありがたいので泊めてほしい」と集まったそうです。いちよさんは、唐桑までボランティアに来てくれる皆さんに感謝しつつ、この場をそんな皆さんに使い続けてもらえるような場所にしよう、何度も来てもらえる場所にしようと、修繕して民宿にしました。

     民宿の前には防潮堤ができ、民宿から見える風景も変化してきましたが、いちよさんの笑顔は変わりません。笑顔でいられる秘訣について伺いましょう。

     

     

    企業WEBサイトはこちら

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    broken image

    津波で全てなくなったわけではなかった

    (岩手県陸前高田市 八木澤商店)

     陸前高田で味噌・醤油などを製造していた八木澤商店。東日本大震災では工場も会社もすべて被災しました。味噌や醤油などの発酵食品は、その場所にも小さな小さな生き物が住んでいて、その力が美味しい発酵食品をつくるといわれています。すべて被災した八木澤商店では、これではもう何も製造できないと思ったそうです。しかし、震災前の蔵で仕込まれていたもろみが、奇跡的釜石で発見されました。このもろみをもとに、八木澤商店は復活を遂げていきます。味噌、醤油だけでなく、飲食業などにも力をいれ、いま、陸前高田市の復興を担う存在となっています。(画像は過去の仮説店舗の様子です。)

     

     

    企業WEBサイトはこちら

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    broken image

    新しい産業の拠点づくり 

    (岩手県陸前高田市 発酵パークCAMOCY)

     岩手県陸前高田市に震災後につくられた「発酵」をテーマにした施設。味噌、醤油、パン、チョコレート、クラフトビールなど、様々な発酵食品が製造されています。せっかくつくるなら、地域の特徴を生かした施設にしようと、発酵パークがつくられました。

     奇跡的にもろみが発見された八木澤商店では、味噌・醤油のほか、発酵食品を使用した食事の提供もしており、ほかの食事を提供する店舗とともににぎわいをつくっています。観光客だけでなく、地元の皆さんも普段使いで利用されるような、気軽にいける美味しい場所です。

     

     

    企業WEBサイトはこちら

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    broken image

    南三陸町をけん引する企業

    (宮城県南三陸町 ヤマウチ鮮魚店)

     ヤマウチ鮮魚店(株式会社ヤマウチ)は、南三陸町で海産物などの加工製造を行う会社です。東日本大震災では店舗、工場、事務所すべて被災しましたが、社長の頭の中には、最初から「復活」の文字があったようです。事業所としての復活とともに、商店街の復活、町全体の復活を考え、率先して動いてきました。仮設の商店街が本設に移転し、復興祈念公園として整備されつつあります。

     そのな地域の復興を支えてきた山内社長は、いつもにこやかに店舗にたち、お客様に気軽に話しかけています。そのパワーの源はどこにあるのでしょうか。いろいろとお話を伺う機会をつくります。

     

     

    企業WEBサイトはこちら

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    broken image

    新しいことに挑みつづける力

    (宮城県南三陸町 及善蒲鉾店)

     及善蒲鉾店では、東日本大震災後、工場を山手の南三陸町入谷地区につくり、引き続きかまぼこなどの食品製造業を営んでいます。事業所の復活、商店街の復活、町全体の復活を考えて、地域を盛りたてるとともに、新しい商品の開発にも力をいれ、常温でもちあるける蒲鉾を発売。観光客のお土産にも評判です。

     いま、会長となり支える及川善祐さん、社長として前進する及川善弥さん、おふたりの思いを伺う機会をつくります。

     

     

    企業WEBサイトはこちら

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    broken image

    宮城県南三陸町 南三陸町観光協会

     震災で甚大な被害をうけた南三陸町には、多くのボランティアや買い物で支援するひとたちが訪れました。震災前から、観光客などの交流人口の増加を目標としてきた南三陸町では、震災後も引き続き、一般社団法人南三陸町観光協会が力を発揮してきました。震災を語り継ぐ、語り部養成や、サイクルツーリズムなど、様々なコンテンツを開発し、町の観光に寄与してきました。

     大きな被害のあと、観光協会がどのように町と連携し、また外部と連携し、交流人口増加を成し遂げてきたのか、お話を伺う機会をつくります。もちろん、直接、観光協会のWEBサイトから問い合わせも可能です。

     

     

    企業WEBサイトはこちら

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    broken image

    観光庁調査事業にて、復興ツーリズムをとりあげました

    東日本大震災から10年を迎えるにあたり、宮城県在住者と首都圏在住者に対し、被災地ツーリズムのニーズ調査を実施しました。(観光庁事業にて)

     

    観光庁事業にて実施した復興ツーリズムについては、こちら

    Lessons from 3.11 (English) 

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・